本体内部にカルシウムメディアを入れ飼育水を循環させ、そこに二酸化炭素（CO2）を添加させることにより、カルシウムメディアからカルシウム（Ca）を溶かし出す装置です。
ハードコーラル等の成長には欠かすことの出来ないカルシウムを添加することにより、主に KH（炭酸塩硬度）を確実に安定させるのが目的になります。
添加剤での供給に比べイオンバランスを崩す心配が無いので、安心して高KHを持続できる器材です。

一般的にカルシウムリアクターの生産水は、pHが6.5前後の弱酸性ですので非常にコケが発生しやすい副作用がありますが、セカンドステージの設置により生産水の pHを7.5前後の弱アルカリ性に引き上げる事が可能になります。
このため、余分な藻類の発生を抑制する事が可能となります。
カルシウムメディアを入れれば、容量UP! マグネシウムメディアを混ぜて入れれば、従来のリアクターでは不足しがちなマグネシウムの安定供給も可能になります。

コンパクト設計　省スペースに高機能を凝縮

B.R.S製カルシウムリアクターは、可能な限り省スペース化を計り、充実の装備を搭載致しました。セカンドステージを除く全商品に pH センサー取付口を標準装備しております。（※ pH センサーを使用しない場合は、付属の盲栓プラグを差し込んで使用して下さい）
ハングオンタイプの CaW-300H は、60cm 規格水槽の側面にジャストフィットするコンパクト性に、セカンドステージを標準装備！
小型水槽でも高性能な製品を取付可能になりました。

強耐久性　耐久性重視の強靭設計

カルシウムリアクターは、製品の構造上 非常に内部の圧力が上がります。そのため水漏れの発生頻度が高いと言われている器材でもあります。
B.R.S製カルシウムリアクターは、肉厚なアクリルキャストパイプを使用する事により、アクリル同士の接着面積が大きくなるように設計され、内圧のかかるカルシウムリアクターにおいて非常に強力な接着を実現しております。
チューブ接続コネクターは厳選されたスピードフィットタイプを使用し簡単確実に接続でき、水漏れの心配もありません。
また、使い易さを徹底追及！フタは工具を一切使わずに開けられ、開口部も大きく取ってあります。
可能な限りコンパクトに設計していますので、スマートな取り付けが可能です。

省エネ・エコ　CO2の使用量を約30％削減

B.R.S独自の理論により、弊社従来モデルと比較して CO2 使用量の大幅な削減を実現！
少ない CO2 使用量でも非常に効率的にカルシウムメディアを溶かす事が可能になり、調整がシビアになりがちな CO2 リサイクルラインの設置も不要です。

安定性　サイフォン停止による動作不良を追放

B.R.S製リアクターは、ポンプの吸引力がダイレクトに使用できるパイプ部分に給水する方式を採用しております。
計算された筒内部の仕切り板による、正圧・負圧の適合性も重なり、サイフォン停止によるリアクターの動作不良も追放し、長期間安定した動作を実現致しました。
※詳しい調整方法は、取扱説明書をお読み下さい。

メンテナンス性　工具を使わずに細部まで分解可能

脱着可能な部分は、工具を使用せずに分解できるクイック脱着構造です。
各配管は、手締めで確実な止水ができ、水漏れや滲みの心配の無いユニオン構造。フタ部分も工具が不要な樹脂ネジを採用しているので、メンテナンス時の煩わしさはありません。

高品質　厳選された国産アクリルキャスト板のみを使用

厳選された高品質、国産アクリルキャスト板を使用しておりますので、小傷やくすみができ難く美しさを長期間持続することが可能です。
また、細部にまでこだわり抜いた設計の元、熟練した職人の手で一台一台、丁寧にハンドメイドにて生産しております。